【補正予算(第2号)新型コロナウイルス感染症自宅療養者の療養支援について】(2021年5月24日 5月臨時議会)

6月定例議会直前ですが、5月臨時議会を開会しました。

議案は1件で、補正予算(第2号)として、新型コロナウイルス感染症自宅療養者の療養支援について、体制整備をする補正予算を計上するものです。全会一致で可決しました。

これにより市民日常生活がガラッと変わるものではありませんが、コロナ感染時、自宅療養の不安を無くすために、さらに体制を厚くしたもの、ととらえてください。保健所設置市は、設置市がゆえに業務は多いですが、市民の近くに保健所がある安心感があります。

●内容は3点

ア はハイリスクの方のための、イウは広く自宅療養のかたのためのイメージでとらえています:

ア 地域療養の神奈川モデル運営業務委託

毎日、県から送付される対象者リストを訪問看護ステーションに送付し、それをもとに訪問看護師が電話等による健康観察を実施し、悪化を把握した際には、速やかに医師に連絡し、早期の診療や入院に結びつけます。

イ 保健所設置市が負担する自宅療養にかかる経費

自宅療養の確保・運営について、法改正により保健所設置市は県と事務分担及び費用分担を行うこととなったため、必要な経費を計上します。

ウ 自宅療養者支援業務人件費

看護師・保健師のスタッフを配置し、新型コロナウイルス感染症陽性者で自宅療

養している患者に対し、体調管理等の支援業務を行います。

■主な質疑の内容

▽新型コロナ自宅療養支援のための人員全体規模は?

●10名前後でチームを組みます。

▽対象となるハイリスク者人数の見積もりは適切?

●今回、対象人数(自宅療養者のうちハイリスク者)を約30人としている。今年1月の第三波において、最大感染者数が50人/日だった。しかしこれは無症状も含めての実績だったので、対応できる。