【インターン生ブログ咲来さんvol.5】横須賀市のさまざまなデータを図にしてお伝えするシリーズ(2)人口その2

インターン生咲来さんのブログです。

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横須賀市のさまざまなデータを、図にしてお伝えするシリーズです!

第2回では、第1回に引き続き横須賀市の重要な課題である「人口」について投稿します。

1枚目は、男女別に同じ時に生まれた集団の人口を追いかけた様子です!男性は歳が上がるにつれ増加しているものの、女性は徐々に減少していることがわかります。

さらにグラフにしてみると、男性は中高生の時期に増加し、その後大きく減少した後Uターン現象によって元の水準に戻っています。女性は減少こそ少ないものの、人口の回復も緩やかです。 どうして人口増減に男女で差があるのか考えてみて、女性の横須賀離れを防ぐことが、人口増加につながりそうですね🤔

(咲来)

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(以下、加藤)

 咲来さんが指摘してくれているように、本市の10代-30代の人口移動には、男女で差があります。

 横須賀市に住んでいるかたは何となく気づくかもしれませんが、男性については自衛隊の教育関係施設が本市に多く存在することが影響しています。(特に10代後半で)たくさん市内に入ってきて、卒業でたくさん市内から出ていきます。

 一方、女性の場合、グラフにはたくさん入ってくる山が無いのに、それなりに出ていきます。

 この影響が如実に表れている数字があります。

 その市町村の女性総数に占める、25-39歳女性人口割合(2015年)をみると、県内では大和市(18.9%)、海老名市(18.0%)、伊勢原市(17.8%)、座間市(17.6%)、藤沢市(17.5%)ときて、横須賀市はぐっと少ない14.7%です。

 25-39歳は、一般に出産を希望する場合の中心的な年齢です。これらの数字から客観的に言って本市は、女性に選ばれにくく、子どもが生まれにくく、人口が増えにくいスパイラルに陥っているとある程度は言えるのです。