約2年間にわたる、基本構想・基本計画策定特別委員会が、本日をもって終了しました。
残すは、委員長からの最終審査報告と、議案第57号 横須賀市基本構想の改訂及び横須賀市基本計画の策定について として本会議で採決するというプロセスのみです。本日は、計画案の最終確認・議案の採否とともに、最終審査報告案の確認を行いました。議案は可決すべきものと決定しました。
私からは、全ての市職員がこの計画に掲げる理想の実現に向けて取り組んでほしい、という思いをより明確にする意味で、最終審査報告案に【職員一人一人が】との文言追加を提案し、これを了承いただきました。
最後の委員会にあたって、担当部局の部長からご挨拶をいただいたときのことを少しだけ紹介いたしたく思います。
もちろん市職員の皆さんすべてが真剣にお仕事してくださっていますが、担当部長は、この約2年間、実に真摯に議会側の意見に向き合ってくださいました。
議会は合議制ですが、毎回の審査では、多様な意見が飛び交います。なので、Aという案と、Bという案、極端に言えば、両極端な意見が、担当部長に公式の場でぶつけられることだってあります。これらに丁寧に向き合ってくださっていました。
そして、加藤ゆうすけも何度も強調してきた「若者・ジェンダー平等・ICTの視点を今計画こそ入れよう」という点についても、審議会委員に老・壮・青、そしてジェンダーバランスを配慮した構成にしたり、小・中・高校生にワークショップで意見を聞いたり、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、審議会をなんとかして録画・後日配信可能にしたり、挙げればきりがありませんが、取り組んでくださいました。
こうした経緯もあってか、担当部長が最後、ご挨拶いただく際に、感極まって声を詰まらせる場面がありました。それだけ真剣にこの計画策定に向き合ってくださったことの表れだと感じました。
この計画を、議決を経て、今後の横須賀の新たな流れを形作る出発点として活かしていくことを目指します。