【有権者に若者はいないのだろうか】(つぶやき)


市政と少し離れて、政治全般の話です。

今朝6月18日土曜の神奈川新聞朝刊21面が、非常に印象的でした。紙面を撮影してシェアするのは著作権法違反なので有料記事へのリンクを以下貼っています。

●衆院選挙区区割り案 有権者も戸惑い「今後は誰に託せば」神奈川新聞 2022年6月18日(土) 00:10
https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-917931.html

内容は、衆院小選挙区の新区割り案により再編された選挙区住民へのインタビューだったのですが、そこに登場したのが以下の5名でした。

①保守色の強い座間市で自民党重鎮の甘利昭衆院議員を長年応援してきた団体役員の男性(78)
②新住民の無職男性(75)

③近くに住む主婦(69)

④個人事業主の男性(69)

⑤女性会社員(74)

紙面では「今後は誰に託せば」との小見出しのほかに、「驚き、戸惑い 地元に激震」と大見出しがあります。

■有権者に若者はいないのだろうか

平日日中の取材で記事を仕上げるため、インタビュー対象を探す限界はあったのかもしれません。若い人に聞きに行ったものの、断られたのかもしれません。

しかし、この年齢の偏りは、あまりにも、今の政治をめぐる状況を悪い意味で反映しているように思えてならず、強く印象に残りました。「驚き、戸惑い 地元に激震」の「地元」に「若い人たち」が入っているようには思えませんし、むしろ「驚き、戸惑」っているのがごく一部の人たちだけであって、その他大半の人が区割りはおろか自分の選挙区から誰が選出されているのかにすら関心が無い状況を丁寧に描いてほしいなぁ・・・と、感じた記事でした。