【インターン生ブログ たくみさんvol.1】2022年6月

インターン生の書いたブログです。

今日は、新しく加わったたくみさんです。総務常任委員会を傍聴してもらいました。普段私が委員会の様子を報告するのとは違った視点で、私自身もとても興味深く読みました。

―――以下、インターン生――――

2022年6月15日の午前中、総務常任委員会を傍聴しました。
この会議では、加藤ゆうすけ議員を委員長として各会派、党、無会派の議員、計10名(+書記者等)によって行われました。

今回の委員会では、請願と陳情が1つずつと補正予算・一般報告について議論がありました。話の内容も理解するのに時間はかかるし、出てくる言葉も難しいし議会についていくので精一杯でした…

その中でも請願と陳情について。請願と陳情は地方議会に要望等を訴える手段です。
請願 → 議員の紹介が必要。
陳情 → 議員の紹介が必要ない。
陳情・陳情は、誰でも出すことが可能です。

今回、請願は消費税インボイス制度の延期の要求、陳情はアスベスト被害者へのさらなる救済の充実を要求するものでした。ここでまた、私はインボイス制度やアスベストというわからない言葉で議論からおいていかれました…
インボイス制度 → 消費税が8%と10%の複数税率になっている中、ミスや不正をなくしていくための策。
アスベスト   → きわめて細い鉱物の繊維で、工事現場などで飛散するアスベストを吸引してしまうことによる人体への影響が懸念されている。
というように、私は理解しました。
総務常任委員会として請願は不採択、陳情は趣旨不了承とすべきものと決定しました。

また、補正予算について午前中は財務部と経営企画部の議論があり傍聴しました。
財務部のときには財務部の方たちが議会に参加し、経営企画部のときは経営企画部の方たちがきて議論がされました。

<財務部>
補正予算議案では、「コロナ臨時交付金、コロナ基金」に関することと「よかった ありがとう。」基金に関することが議論されていました。
「よかった ありがとう。」基金から、ウクライナ避難民が本市に避難してきた際の一時金を支給するとのことでした。

一般報告は「学校法人衛星学園へ土地を売った件」と「かながわ電子入札共同システムへの移行」についてでした。
ここでは、電子入札の件について多く議論がありました。私は初めて知りましたが、今まで横須賀市は独自の電子入札システムを使用してきていてそれを他市に提供して収支を得ることで横須賀市の費用軽減にあててきた、政策の中でも横須賀市の誇れるものの1つでありそこからの移行なので思い入れもある政策だそうです。
インターネットの進化や費用などの時代の流れで移行をやむを得ないとのことです。この功績をまとめたりして残しましょうという意見もありました。

<経営企画部>
議論されたのは主に3つで、「海岸通りのストリートキャンパス計画」と「1万メートルプロムナード」、「追浜駅の整備」についてでした。
イベントごとや他の団体もかかわることが多かったので、その際に懸念される点や計画の費用などが主に質疑応答されていました。

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会の流れや仕組み議論される内容の理解ができてないのに話を聞いてみて、何をしているのかわからないくらい未知の世界でした。

自分の住んでいる横須賀でどのような議論がされていて何が動いているのか少しだけですが知れた機会になってよかったです。自分のように何も知らずに過ごしている人がほとんどだと思います。横須賀市議会の中継映像などは調べれば見られはしますが、見ても理解できずわけのわからないまま終わってしまうと思います。知らなくても生きてはいけるけど、知って損なことではないと思いました。このブログで簡単に軽くではありますが理解の助けになることも書けたらと思います。